Vmware ESXi5.xのホットバックアップJOBを設定したら、無事にバックアップが出来ているかどうかメールで通知されるように設定する方法を紹介します。
ghettoVCB.confの以下の行を設定しメール通知を有効にする。
vi ghettoVCB.conf
EMAIL_LOG=1 #メール通知を有効1 無効0
EMAIL_SERVER= #メールサーバーのホスト名
EMAIL_SERVER_PORT=25 #ポート番号
EMAIL_DELAY_INTERVAL=2 #メール配信の際のインターバル
EMAIL_TO= #メールの宛先
EMAIL_FROM= #FROMのアドレス
VmwareEsxi5.xのFirewallの設定を変更
スクリプトを編集しただけでは、メールは飛んできません。
なぜなら、このままの設定ではESXi本体からメールサーバーにSMTPパケットが飛ばないからです。
よって、パケットを飛ばすためにFireWallの設定を行います。
※Vsphere クライアントからは設定できません。
VmwareEsxiにSSH接続し、FW用の.xmlを設定
vi /vmfs/volumes/local/mail.xml
<ConfigRoot>
<service id=’1000′>
<id>SMTP</id>
<rule>
<direction>outbound</direction>
<protocol>tcp</protocol>
<porttype>dst</porttype>
<port>25</port>
</rule>
<enabled>true</enabled>
<required>false</required>
</service>
</ConfigRoot>
※保存先は任意の場所で問題ありません。
作成したファイルを指定場所にコピー
cp /vmfs/volumes/local/mail.xml /etc/vmware/firewall/
さらに、このままだとホストを再起動した際にカスタムFWのファイルが消えてしまうため、rc.localに起動時にコピーするように追記します。
rc.localに記載
vi /etc/rc.local
#auto add to firewall rule
cp /vmfs/volumes/local/mail.xml /etc/vmware/firewall/
カスタムFWルールを有効にし、適用されているか確認する。
適用
esxcli network firewall refresh
確認
esxcli network firewall ruleset list
リストが表示されるので、以下の項目が増えていれば成功。
SMTP true