Centos5までは明示的にIPV6を有効にしなければONにならなかったのですが、CENTOS6以降は少々動作が異なります。
今回は、IPV4しか利用していない方を対象にIPV6を無効にする方法を簡単に記載していきます。
NETWORKING_IPV6=no
/etc/sysconfig/networkにNETWORKING_IPV6=という項目を追記している方は、項目を削除していただくか明示的にNETWORKING_IPV6=noと記載しておきます。
ここまでは今までのCentos5と同じ作業ですがCentos6はさらに以下のようにカーネルの設定で無効にする必要があります。
カーネルで明示的にOFFにする
ディレクトリ/etc/modprobe.d/配下に任意のファイルを作成し、その中に以下の1行を追記する。ファイル名は何でもOKです。
options ipv6 disable=1
IPV6Tablesのストップ
chkconfig ip6tables off
OSを再起動する
reboot
無効になっているか確認
ifconfig
inet6 addr: から始まるIPV6アドレスが表示されていなければ無効になっています。
基本的にカーネルで無効にしてしまったほうがWindowsなど他のOS同様にそれなりの効果が期待できるとおもいます。